犬の無駄吠えはなぜ起きる?吠える理由と直し方を徹底解説

犬の「吠え/吠え癖」は問題行動の一つとされています。

来客があって家のインターホンが鳴ると同時に吠えてしまう、散歩中に撫でられたときに吠えてしまう、など「吠え癖」は飼い主本人だけでなく、来客や近所の人にも迷惑を与えてしまいます。

一見どうしようもない、対処がしようがない「吠え」に見えますが犬が吠えるには、必ず理由や目的があります。

今回は愛犬が吠える理由や目的、そして原因ごとの対処法について解説します。
犬の気持ちを正しく理解して、気持ちよく愛犬と暮らせるようにしましょう。

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■目次

・そもそも犬が吠える理由とは
 -【吠える理由①】興奮しているから吠える
 -【吠える理由②】警戒しているので威嚇のために吠える
 -【吠える理由③】なにかを要求するために吠える
 -【吠える理由④】コミュニケーションツールとしての遠吠え
 -【吠える理由⑤】分離不安
 -【吠える理由⑥】病気が原因で吠えているケース

・犬が吠える癖を直すための対処法とは
 - 要求吠えの時は、甘やかさず無視する
 - 犬がリラックスして落ち着ける空間をつくる
 - ストレスを溜めないように発散させる

・愛犬のストレス緩和におすすめ「CBD」

・まとめ

 

そもそも犬が吠える理由とは?

私たち人間の行動一つ一つに意味があるように、犬の行動にも背景や行動する目的/意図があります。吠えるという行動にも、必ず理由があるのです。

もともと犬は元来、群れをなして生活する動物でした。
「吠える」という行動は群れで行動するうえでのコミュニケーションとしての手段でした。
問題行動とされる「無駄吠え」にはいくつかの理由や吠える目的があります。

 

【吠える理由①】興奮しているから吠える

うれしくて気持ちが高ぶったり、気分が高揚したときに興奮して吠えることを「興奮吠え」といいます。

具体的な場面としてはお出かけから飼い主が帰ってきた際に、飛びついて興奮したりと言った際に「興奮吠え」がみられます。

 

【吠える理由②】警戒しているので威嚇のために吠える

外からの刺激で驚いたり、車のエンジン音や通る時の音、通学路での子どもの声、来客や宅配の受け取りの際のチャイムの音などによって威嚇のために吠えることがあります。

このような「警戒吠え」は、犬が自分自身の身の危険を感じて相手に対して威嚇したり周囲に警戒を呼びかけるための吠えです。

私たち飼い主にとってはなんら問題なく、警戒しそうでない事であっても犬にとっては身の危険を感じる事は日常生活の中で多くあります。

 

【吠える理由③】なにかを要求するために吠える

飼い主や身のまわりの人に何かしてほしい時に吠える事を「要求吠え」と言います。

「散歩に連れて行ってほしい、外に出たい。」
「お腹がすいたから、おやつやご飯がほしい。」

など、おねだりする為に吠えますがこのような時に吠えたからといって愛犬の望み通りの行動を飼い主がしてしまうと「吠えたらお願いを聞いてくれる」、つまり「吠えればいいんだ」と学習してしまうためかえって吠えを助長してしまう事になります。

こういった要求吠えの際は、吠えても思い通りの結果にはならない事を辛抱強く教えていく事で無駄吠えが解消されていきます。

 

【吠える理由④】コミュニケーションツールとしての遠吠え

救急車のサイレン音や雷の音、遠くの犬の鳴き声などに反応して遠吠えをするのは、犬のもともとの本能からくる習性によって吠えています。

こういった習性による遠吠えは飼い主のしつけによって直す事が難しいですが、粘り強く対処していく事で徐々に学習してくれる犬もいます。

遠吠えの際は、香りの強いおやつなどで愛犬の注意を引くなどして、遠吠えがおさまったらしっかりと褒めてあげる事で徐々に学習していきます。

おすすめのおやつや、選び方については以下の記事で解説しています。

【健康のために】犬用おやつの正しい選び方と目的・注意点まとめ

 

【吠える理由⑤】分離不安

飼い主が外に出かける際や、家の中で遠くに行った時に長時間吠え続けてしまうケースもあります。こういった「飼い主がいない事による不安」によって寂しくなり、吠えてしまう場合は分離不安の状態に寄り添ってあげましょう。

わんちゃんの分離不安の原因は、飼い主がいない状態でひとりでいる事に寂しさを感じたり、強い不安を感じる事が要因となります。

こういった不安な感情は愛犬にとって「ストレス」となってしまうので、ストレスを和らげてあげる事も大事です。

【吠える理由⑥】病気が原因で吠えているケース

犬が無駄吠えをしてしまうのには様々な理由がありますが、中には病気が原因で吠えている場合もあります。

目が見にくい/見えない、耳が聞こえにくい、どこかに痛みがあると言った病気や異常があり吠えている場合もあるため、愛犬の様子に心配な点がある場合はかかりつけのお医者さんに相談してみましょう。

 

犬が吠える癖を直すための対処法とは

愛犬が吠えるのには必ず何らかの意味があります。
わんちゃんの気持ちをしっかりと理解して、目的ごとに正しく対処していきましょう。

 

要求吠えの時は、甘やかさず無視する

飼い主が帰宅した際に、ケージから「出してよ」とお願いしたりおやつをおねだりして欲しい時など何かの「要求」のために吠える「要求吠え」。

こういった場合に、鳴き出したタイミングですぐその要求/お願いにこたえてしまうと、「吠えたら叶えてくれる」と学習してしまいます。

こういった要求吠えは子犬の頃によくみられますが、「吠えたら要求が叶う」と学習してしまうと成長して大人になっても習慣となってしまいます。

こういった場合は鳴き出したときに、
・大きな声で犬を叱る
・おやつをあげて、やめさせる
・要求をすぐに叶えてあげる

上記のような飼い主の行動はかえって逆効果です。

静かになったらほめてあげたり、あえて無視してそっとその場を離れることで「吠えても要求は通らないんだ。」と学習させるようにしましょう。

 

犬がリラックスして落ち着ける空間をつくる

わんちゃんが警戒して威嚇などのために激しく鳴き続けている場合は、なでたりなだめてしまうのは返って逆効果です。

飼い主のために威嚇したら「褒めてくれた」と勘違いしてしまい、次も吠えるという行動をとってしまうためです。

こうした警戒して吠える場合は、落ち着ける場所に行くようにうながしたりして、警戒しなくてよいようにしてあげましょう。

 

ストレスを溜めないように発散させる

人間が仕事や人間関係など、ストレスを溜め込みすぎて発散的な行動をとりたくなるように犬も日々の溜まったストレスによって「吠える」ようになる事があります。

私たちと同じように、愛犬もストレスを溜めてしまうものです。

こうした日常的なストレスを溜めないように、思いっきり愛犬と遊んであげたり、リラックスできる時間をつくってあげることはとても大切です。

 

愛犬のストレス緩和におすすめ「CBD」

CBDには「心の健康」をサポートしたり、愛犬が感じる日々のストレスを緩和させる働きが期待されています。

まだ研究途上であり、「病気に効く」と断言できるほど結果は報告されていませんが、効果事例もいくつか報告され、WHO(世界保健機関)も研究を推奨しています。

Petimは動物病院や大学機関での共同研究を実施しています。

近年注目を集めている「CBD」については、以下の記事で解説しています。

【飼い主必見!】犬用CBDとは?効果と安全性・選び方を徹底解説

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大きな声で吠えてしまうと、ご近所さんの迷惑となってしまったり何かと大変ですよね…。

しかし、わんちゃんにも何かしらの理由があって吠えています。

吠える理由や原因をしっかりと理解して、正しく対処するようにしましょう。

Petimは犬の健康を考え抜いた犬用CBDオイル・CBDおやつのブランドです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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