
犬には「問題行動」と言われる、飼い主や周囲の人を困らせてしまうような行動をとることがあります。
「ガシガシかみついてしまう…。」
「毎晩、夜鳴きがやまない」
「外出から家に帰ってみてみると、粗相が…。」
などなど。
わたしたち人間から見たら一見「問題」とみえる行動も、実はその裏側にはわんちゃんなりの理由があって、目的があってしていることも。
今回はそういった問題行動の種類と、それぞれの原因/対処法についてご紹介します。
犬の気持ちを正しく理解して、しっかりと対応していきましょう。
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■目次
・犬の問題行動にはどんな種類がある?
- 無駄吠え
- 咬み癖・攻撃的な行動
- 粗相
・愛犬の問題行動の原因
- わんちゃんのお願いにやみくもに応えてしまっている
- 問題行動への対応方法が毎回変わって混乱させてしまう
- ストレスが溜まっている
・困った問題行動への対処法とは
- 問題行動をした際の対応方法を固定化する
- 犬の要求/お願いにすぐ応えない
- ストレスを解消する
犬の問題行動にはどんな種類がある?
犬の問題行動は飼い主だけでなく、近所の人や来客など周囲の人を困らせてしまう原因にも…。
では、犬の問題行動にはどういった種類があるのでしょうか。
ここでは犬の問題行動の代表的な事例についてご紹介します。
無駄吠え
犬の「吠え/吠え癖」は問題行動の一つとされています。
・来客があって家のインターホンが鳴ると同時に吠えてしまう
・散歩中に撫でられたときに、飼い主以外の人に対して吠える
など、吠え癖は飼い主本人だけでなく来客や近所の人にも迷惑を与えてしまいます。
しかし、もともと犬は吠える生き物。
元来群れをなして生活する動物であったことから、「吠える」という行動は犬にとって群れで行動するうえでのコミュニケーションとしての手段でした。
問題行動とされる吠えには必ず、吠えている原因や目的があります。
>参考記事
犬の無駄吠えはなぜ起きる?吠える理由と直し方を徹底解説
咬み癖・攻撃的な行動
犬の「噛みつき/噛み癖」は問題行動の一つとされています。
「噛み癖」は子犬の時によくみられる行動ですが、はやめに直さないと後々さまざまなトラブルや思わぬ怪我につながっていきます。
また、警戒して威嚇する/唸るといった攻撃的な行動も飼い主や周囲の人を困らせてしまう問題行動です。

粗相
問題行動のなかで困ってしまうのが「粗相」です。
トイレや決められた場所があるのにも関わらず、失敗してトイレ以外の場所でおしっこをしてしまう事があります。
粗相をしてしまうと、カーペットや家が汚れてしまったり掃除がかなり大変です。
粗相はストレスで引き起こされている可能性があるため、愛犬がストレスを感じてしまっている要因がないか、観察してストレスを緩和してあげましょう。
愛犬の問題行動の原因
わたしたち人間の行動の一つひとつに意味があるように、愛犬の行動にも必ず背景や行動する目的・意図があります。
粗相、無駄吠え、噛みつくといった問題行動にも必ず理由があるのです。
そういった問題行動を引き起こしてしまう原因について解説していきます。
わんちゃんのお願いにやみくもに応えてしまっている
愛犬の問題行動を引き起こす/助長してしまう原因の一つとして、犬の要求やお願いに飼い主がしたがってばかりいるという事があります。
「お腹が空いた、おやつがほしい!」
「遊んでほしい、かまってほしい」
などこういった何かしらの要求・お願いがあったときに飼い主がすぐその要求にこたえてしまうと(=犬が望む行動をとってしまうと)、
「こうすれば、お願いをきいてくれるんだ!」
と、学習してしまいます。
より問題行動がエスカレートしてしまい、直りにくくなってしまう原因となるため犬の要求にすぐこたえないように心がけましょう。
問題行動への対応方法が毎回変わって混乱させてしまう

無駄吠え、粗相、噛みつく、等といった問題行動に対しての飼い主の対応が毎回コロコロと変わってしまうとわんちゃんは混乱してしまいます。
犬にとっては、「こうしたら、飼い主は○○という行動をする」と一律の行動を取ることで学習していきます。
そのため、可能な限りルールを統一して愛犬が混乱してしまわないようにしましょう。
ストレスが溜まっている
衝動買い、暴食暴飲などなど。
私たち人間も、仕事や人間関係等のストレスが溜まって思わず普段は取らないような行動を取ってしまう事ってありますよね。
わたしたち人間と同じように、わんちゃんも日々の生活の中で気づかないうちに、ちょっとした事で「ストレス」を溜めています。
そういったストレスの蓄積は、問題行動だけでなく思わぬ病気などにつながってしまう可能性もあります。
犬と人間ができるだけ、心安らかな日常を長く過ごせるように。
こういった愛犬のストレスの原因となるものが無いか、日々の行動や環境を観察してみましょう。
>参考記事
愛犬との時間を長く過ごすために~Petimについて~
困った問題行動への対処法とは
・無駄吠え
・噛み癖
・粗相
こういった問題行動に対してどのように対処したらよいのでしょうか。
わたしたち人間にとって「問題」と思える愛犬の行動には必ずその背景になんらかの理由があります。
わんちゃんの気持ちをしっかりと理解して、正しく対処していきましょう。

問題行動をした際の対応方法を固定化する
ひとり暮らしではなく、複数人の家族で犬を飼っている場合によくみられるのが「家族それぞれで、問題行動への対応方法が違う」という事。
こうした問題行動への対応方法の不一致は、犬にとって混乱をまねくもと。
「無駄吠えをしたら、〇〇する。」
「お願いにはすぐにこたえない」
こういった形で家族内で対応方法をルール化するようにしましょう。
犬の要求/お願いにすぐ応えない
問題行動への対処法として、犬のお願いにすぐ応えないようにするのは効果的な対処法です。
犬が要求した時にすぐ望む行動を飼い主がとってしまうと、犬は「こうやったらお願いを聞いてくれるんだ」と学習してしまい、よりそういった問題行動がエスカレートしてなかなか直りにくくなってしまいます。
特に「無駄吠え」をしている時にはそっとその場から離れる等、無視し続けることが大切です。
>参考記事
犬の無駄吠えはなぜ起きる?吠える理由と直し方を徹底解説
特に無駄吠えは子犬の時によくみられる問題行動です。
「吠えたら要求が叶う」「飼い主がお願いを聞いてくれる」と学習してしまうと成長して大人になっても習慣となってしまいます。
静かになったらほめてあげたりすることで「吠えても言う事はきいてくれない」と学習させるようにしましょう。

ストレスを解消する
私たち人間が日々の仕事や生活の中で、ストレスを溜め込みすぎると発散的な行動や普段はしないような攻撃的な言動/行動をとりたくなるように、わんちゃんも日々の溜まったストレスによって問題行動をとるようになる事があります。
私たちと同じように、愛犬もストレスを溜めてしまうものなのです。
こうした日常的なストレスをためこんでしまわないように、思いっきり愛犬と遊んであげたり、リラックスできる時間や空間をつくってあげることはとても大切です。
愛犬のストレス緩和におすすめ「CBD」
CBDには愛犬の心の健康をサポートしたり、わんちゃんが感じる日々のストレスを緩和させる働きが期待されています。
まだ研究途上であるため「病気に効く」と断言できるほどの結果は報告されていませんが、効果事例もいくつか報告され、WHO(世界保健機関)も研究を推奨しています。
Petimは動物病院や大学機関での共同研究を実施しています。
近年注目を集めている「CBD」については、以下の記事で解説しています。
【飼い主必見!】犬用CBDとは?効果と安全性・選び方を徹底解説
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大きな声で吠えてしまう、咬みつくなど攻撃的な行動を取ってしまう…等ご近所さんの迷惑となってしまったり飼い主自身も何かと大変ですよね…。
しかし、わんちゃんにも何かしらの理由があって問題行動をとっています。
問題行動の理由や原因をしっかりと理解して、正しく対処するようにしましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。