犬はなぜ噛む?噛みつく原因と対処法を徹底解説

犬の「噛みつき/噛み癖」は問題行動の一つとされています。

これらのわんちゃんの噛み癖は子犬の時によく見られる行動ですが、噛み癖は早めに直さないと後々、さまざまトラブルに繋がっていきます。子犬のうちは甘噛み程度のかわいいものではありますが、大人になってからの「噛みつき」は大きな怪我に繋がる可能性もあります。

今回は愛犬が噛みつく理由や目的、そして原因ごとの対処法について解説します。

犬の気持ちを正しく理解して、気持ちよく愛犬と過ごせるようにしましょう。

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■目次

・そもそも犬が噛む理由/目的とは?
  -【噛む理由①】遊んでほしい、かまってほしいから
  -【噛む理由②】なんらかの病気が原因で噛んでいる場合も
  -【噛む理由③】歯茎/口の中のかゆみを抑えるため
  -【噛む理由④】ストレスが溜まっているから

・わんちゃんの噛み癖の対処法
  - 構ってほしいから噛む場合は、甘やかさない
  - 口の中の痒みが原因のときは、噛んでも良いおもちゃを与える
  - ストレスを溜め込まないように、発散させる

・愛犬のストレス緩和におすすめ「CBD」

・まとめ

 

そもそも犬が噛む理由/目的とは?

犬は私たち人間とは異なり、手や言葉を器用に使うことができない生き物です。
そのため、口を使っておもちゃやおやつのガムを噛んだり、口にくわえて物を動かしたり運んだりします。

犬にとって、「噛む」とは私たちにとって手を動かすように自然で本能的な行動です。

一方で、犬の歯は鋭利に尖った形状をしているので甘噛みがエスカレートしてしまうと、人間が怪我をしてしまう危険性があります。

そんな愛犬の「噛む」という行動ですが…

わんちゃんが噛んでしまう原因は決して一つではありません。
「噛む」という行動をとる背景には、様々な理由があります。

そこで本記事では、代表的な背景と目的を4つ事例としてご紹介します。

 

【噛む理由①】遊んでほしい、かまってほしいから

「ねぇねぇ、遊んでよ!かまってよ!」

といったお願いのために、飼い主の気を引こうと噛むケースがあります。
飼い主の服を引っ張ったり、しっぽを振りながら噛む、じゃれるといった行動が見られるときは、犬の気分が高まっている証拠です。

とくに、小さな子犬の時にはこういった甘噛みをしてしまう事が多くみられます。

こういった「遊んでほしい」「かまってほしい」事を表現するための噛み癖は、子犬の時にしっかりとしつけて学習しておかないと、大人になってからも噛んでしまうようになります。

大人になって力が強くなると大きな怪我につながる可能性もあるため、しっかりとこういった噛み癖はしつけて「噛んだらダメ」という事を教えてあげましょう。

 

【噛む理由②】なんらかの病気が原因で噛んでいる場合も

わんちゃんが噛んでしまうのには様々な理由がありますが、中には病気が原因で噛んでいる場合もあります。

なでた時にどこか痛い場所に触れてしまった、そういった場合に反射的に痛みでびっくりして噛んでしまう事もあるため、愛犬の様子に心配な点がある場合はかかりつけのお医者さんに相談してみましょう。

 

【噛む理由③】歯茎/口の中のかゆみを抑えるため

特に子犬の場合は、人間と同じように乳歯の生え変わりの時期があります。
わんちゃんにとってこの「歯の生え変わり」は歯茎や口の中がムズムズするもの。

乳歯が生え変わる時期にこういった噛む行動が見られる際は、
口の中に違和感があって、それを紛らわせるために噛んでいる可能性があります。

 

【噛む理由④】ストレスが溜まっているから

「イライラしていて、普段は言わないような攻撃的なことを言ってしまった…」
「仕事でストレスが溜まってて、発散のために衝動買いしちゃった」

私たち人間も、仕事や人間関係等のストレスが溜まって思わず普段は取らないような行動を取ってしまう事ってありますよね。

私たち人間と同じように、犬も日常の生活の中で気づかないうちに「ストレス」を溜めています。そういったストレスの蓄積は、噛み癖や吠え癖といった問題行動や病気などにつながってしまうケースも…

犬と人間ができるだけ、心安らかな日常を長く過ごせるように。
こういった愛犬のストレス要因となるものが無いか、日々の行動や環境を観察してみましょう。

「無駄吠え」については以下の記事で詳しく解説しています。

犬の無駄吠えはなぜ起きる?吠える理由と直し方を徹底解説

 

わんちゃんの噛み癖の対処法

以下のように、犬が噛む行動には裏側に様々な理由があります。

・遊んで欲しいから、構ってほしくて思わず
・病気や怪我をしていて、痛かったから辞めてほしくて…
・口の中がムズムズかゆくて噛む
・ストレスが溜まってたから、発散行動として

では、こういった「噛み癖」に対してどのように対処したらよいのでしょうか。
ここではそれぞれの原因や理由ごとに直し方/対処法を解説していきます。

愛犬の気持ちをしっかりと理解して、目的ごとに正しく対応していきましょう!

 

構ってほしいから噛む場合は、甘やかさない

「遊んでほしいな」
「かまってほしい」

こういった飼い主の気を引くために噛んでいるときは、すぐに犬の思い通りの行動をするのはかえって逆効果です。

「噛んでもいいんだ」
「こうやったら飼い主は遊んでくれる!」

と噛むことが正当化されてしまい、噛んだら思い通りの行動をとってくれると学習してしまいます。子犬の時は甘噛み程度であっても、大人になってからそういった行動が習慣化してしまうと思わぬ怪我に繋がってしまうことも…。

こういった人の気を引こうと噛む場合は、噛んだ瞬間に「やめて」等とシンプルな言葉で、叱ることがおすすめです。

叱ってもそれでも噛み続ける場合は、なだめたりせず距離をおくようにしましょう。

そうすることで、
「噛んだら飼い主が嫌がってしまった…」

と学習するので、噛んだら逆効果になると学び徐々に噛むという行動をとらないようになります。

 

口の中の痒みが原因のときは、噛んでも良いおもちゃを与える

乳歯の生え変わりの時期に起こるムズムズ感や口の中の違和感はどうしても避けようの無い事です。その場合は、噛んでも良いようなおもちゃやおやつを与えて、自由に思う存分愛犬が噛めるようにしてあげましょう。

おやつの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

【健康のために】犬用おやつの正しい選び方と目的・注意点まとめ

 

ストレスを溜め込まないように、発散させる

人間が仕事や人間関係など、ストレスを溜め込みすぎて発散的な行動をとりたくなるように犬も日々の溜まったストレスによって「噛む」ようになる事があります。

私たちと同じように、愛犬もストレスを溜めてしまうものです。

こうした日常的なストレスを溜めないように、思いっきり愛犬と遊んであげたり、リラックスできる時間をつくってあげることはとても大切です。

 

愛犬のストレス緩和におすすめ「CBD」

CBDには「心の健康」をサポートしたり、愛犬が感じる日々のストレスを緩和させる働きが期待されています。

まだ研究途上であり、「病気に効く」と断言できるほど結果は報告されていませんが、効果事例もいくつか報告され、WHO(世界保健機関)も研究を推奨しています。

Petimは動物病院や大学機関での共同研究を実施しています。

近年注目を集めている「CBD」については、以下の記事で解説しています。

【飼い主必見!】犬用CBDとは?効果と安全性・選び方を徹底解説

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

甘噛みであっても、噛まれると大きな怪我につながるリスクがあります。
飼い主だけでなく、散歩中や来客等の際に人に迷惑となってしまう可能性もあります…。

しかし、わんちゃんにも何かしらの理由があって「噛む」という行動をとっています。

噛んでしまう理由や原因をしっかりと理解して、正しく対処するようにしましょう。

Petimは犬の健康を考え抜いた犬用CBDオイル・CBDおやつのブランドです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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