「ついつい衝動買いしちゃった」
「仕事で溜まったストレス発散で、暴飲暴食しちゃってるな…」
私たち人間も、仕事や人間関係等のストレスが溜まって思わず普段は取らないような行動をとってしまう事ってありますよね。
また、ストレスは不眠症につながったり、うつ症状のリスクを高めたりと精神的でなく、身体的にも不調をきたすリスクがあるものです。
わたしたち人間と同じように、犬も日々の生活の中で気付かないうちにちょっとした事で「ストレス」を溜めています。
そういったストレスの蓄積は、問題行動だけでなく思わぬ病気などにつながってしまう可能性も…。
今回は、愛犬のストレスを感じているサインとストレスが原因となって引き起こされる行動。そして、ストレスへの対処方法について解説します。
犬と人間ができるだけ、心安らかな日常を長く過ごせるように。
愛犬のストレスの原因となるものが無いか、日々の行動や環境を観察してみましょう。
■目次
・犬がストレスを感じてしまう原因とは?
・【犬がストレスを感じる原因①】心理的・精神的なストレス
・【犬がストレスを感じる原因②】物理的・環境要因のストレス
・【犬がストレスを感じる原因③】生理的なストレス
・こんなサインが見えたら注意!犬のストレスサインをチェック
・【犬のストレス①】軽度のチェックサイン
・【犬のストレス②】中度のチェックサイン
・【犬のストレス③】重度のチェックサイン
・愛犬のストレスを早めに察知するテクニック
・犬のストレスを解消する方法/対処法とは
・運動不足を解消する
・ワンちゃん用のガムやおもちゃをあげる
・問題行動への対応方法を一定にする
・犬が落ち着ける場所をつくってあげる
・栄養バランスを整える
・生活環境を見直す
・新しいわんちゃんを迎えた時は距離をおかせる
・スキンシップを増やして積極的にコミュニケーションをとる
・愛犬のストレス緩和におすすめ「CBD」とは
・愛犬の不安解消やストレスの緩和に役立つ「CBD」
・まとめ
犬がストレスを感じてしまう原因とは?
犬は嗅覚が人間よりも敏感だったり、私たちが思いもよらない事で知らないうちにストレスを溜めてしまっているケースもあります。
犬が感じるストレスには大きく分けて3種類。
①心理的なストレス
②物理的・環境要因のストレス
③精神的なストレス
ここでは、それぞれのカテゴリーで犬がストレスを感じる具体的場面や原因について解説します。
日頃の愛犬の様子を振り返ってみて、思い当たるケースが無いかチェックしてみましょう!

【犬がストレスを感じる原因①】心理的・精神的なストレス
病院や犬にとって新しい場所など、不慣れな環境や犬にとってトラウマのあるような場所に外出することでストレスを感じてしまうケースがあります。
また、家族のライフスタイルが変わり生活リズムが変わった、留守番の頻度や時間が変わることも犬にとっては「どうしたんだろう…。」と不安になるストレス要因となる可能性があります。
他にも、
・飼い主さんが不安そう、イライラしている
・家族間のケンカの場面を目にする
・雷や花火などの大きな音にびっくりする
・飼い主さんが構いすぎてしまっている
・しつけのルールが一定でなく、叱られたり褒められたりして混乱する
こういった場面も犬にとっては心理的な負担に感じてしまう事があります。
【犬がストレスを感じる原因②】物理的・環境要因のストレス
普段生活する環境や、何気ない場面で飼い主さんが気付かないうちに犬がストレスにさらされてしまっているケースもあります。
・部屋の温度や湿度が不快で過ごしずらい
・タバコや香水、芳香剤などのきついにおい
・雷や花火や、ドライヤー、掃除機の大きな音
こういったものも犬にとってはストレスとなる可能性があります。
【犬がストレスを感じる原因③】生理的なストレス
・食事の量や栄養バランスが犬にあっていない
・トイレやケージなどの犬が過ごす場所が清潔ではない
・安心して眠れないような音や光がある
・喉が乾いた状態が続く
・身体に不調を抱えているのに、適切なケアが受けられない
環境要因、精神的要因のほかにもこういった生理的なものも犬にとってはストレスとなってしまいます。
こんなサインが見えたら注意!犬のストレスサインをチェック

では、愛犬がストレスを感じてしまっているかどうかをどのように飼い主さんは発見したらよいのでしょうか?
ここでは犬がストレスを感じている際に発する「サイン」について説明します。
【犬のストレス①】軽度のチェックサイン
・ふっと視線をそらしたり、身体をそむける
・あくびをする
・ブルブルと体を震わせている
・地面のにおいを執拗にかく
・耳を寝かせていたり、尻尾を下げている
【犬のストレス②】中度のチェックサイン
・うなったり、歯をみせたりして威嚇行動をとる
・噛みつくなど攻撃的な行動をする
・吠え続けたり、パニックになる
・物を噛んだりして、破壊行動をとる
【犬のストレス③】重度のチェックサイン
・食欲が低下してしまっている
・下痢や嘔吐などが目立つようになる
・無気力で寝てばかりいる
・手や足に脱毛や噛んだ痕がある
・しっぽを追いかけたり、自傷行為がみられる
愛犬のストレスを早めに察知するテクニック

犬は私たち人間と違って言葉がつかえません。言葉を使えない犬は行動や態度によって、犬同士でコミュニケーションをとる性質があります。
犬はストレスを感じた際に「カーミングシグナル(Calming Signal)」を発して、自分の気持ちを相手に伝えたり、自分を落ち着かせようとします。
視線をそらしたり、地面のにおいを嗅いだり、耳を倒したりといったサインがみられる際は犬がストレスを感じている可能性があります。
こういったカーミングシグナルを飼い主さんがチェックすることで、ストレスを感じているかどうかを判断することができます。
犬のストレスを解消する方法/対処法とは
人間が仕事や人間関係など、ストレスを溜め込みすぎて発散的な行動をとりたくなるように犬も日々の溜まったストレスによって様々な問題行動や体の不調をきたすことがあります。
私たちと同じように、愛犬もストレスを溜めてしまうものなんです。
こうした日常的なストレスを溜め込んでしまわないように、思いっきり愛犬と遊んであげたり、リラックスできる時間をつくってあげることはとても大切です。
ここでは、愛犬のストレスを解消する方法と溜め込まないようにする工夫についてご紹介します。
運動不足を解消する
私たち人間と同じように、犬も運動不足によってストレスを溜め込んでしまいます。
愛犬が運動不足となっていないか日々の生活を見直してみましょう。
運動不足の傾向がある場合は、思いっきり遊んだり散歩につれていく習慣を見直してみましょう。
ワンちゃん用のガムやおもちゃをあげる
犬がストレスを発散する方法として「噛む」という行動があります。
しかし、いくら噛む事がストレス解消だからといって、家の中の物を手当たり次第に噛まれちゃうと困ってしまいますよね…。
そこで、家の中でのいたずら防止のためにも安心して噛めるおもちゃやガムを与えるのはストレス解消に効果的です。
また、犬の問題行動の一つとして「噛み癖」があります。
「うちの子、最近よく噛むようになって困ってるな…」
そんな方には以下で噛み癖の原因と対処法についてご紹介しています。
>関連記事
犬はなぜ噛む?噛みつく原因と対処法を徹底解説
問題行動への対応方法を一定にする
無駄吠え、粗相、噛みつく、等といった「問題行動」に対しての飼い主の対応が毎回コロコロ変わってしまうと犬は混乱してしまいます。
そういった混乱して、どうしたらよいか分からないことがストレスの原因となってしまう可能性もあります。
犬にとっては「こうしたら、飼い主は○○という行動/反応をする」と一律の行動をとる事で学習していきます。
そのため、可能な限り家族内でルールを統一して愛犬が混乱してしまわないようにしましょう。
犬が落ち着ける場所をつくってあげる
わんちゃんは本来人懐っこく人間とのスキンシップを好む生き物ですが、それでも私たち人間と同じようにひとりでゆっくり休む時間は欲しいものです。
常に人間と一緒にいたり、他の犬と一緒にいると疲れてしまい、知らないうちにストレスを溜め込んでしまう原因となります。
そのため、家の中でしっかりと愛犬がリラックスできて落ち着ける場所を確保してあげましょう。
栄養バランスを整える
普段食べる食べ物のあげずぎ、おやつによる栄養過多、だけでなく少なすぎる食事も問題です。
また、栄養バランスが偏ってしまうと身体のバランスを崩す原因となってしまいます。そういった身体の不調からくるストレスにも注意しましょう。
栄養バランスに偏りはないか、日々の愛犬が口にするものを見直してしまうのもストレスの軽減に効果的です。
また、おやつによって栄養バランスの偏りを減らしていき補助的な役割として活用するのもおすすめです。
>関連記事
【健康のために】犬用おやつの正しい選び方と目的・注意点まとめ
生活環境を見直す
犬が過ごす場所が衛生的に問題がないか、部屋の温度や湿度は犬にとって不快に感じる可能性がないか見直して、快適な生活環境を整えてあげましょう。
新しいわんちゃんを迎えた時は距離をおかせる
私たち人間も新しい人と話すときは緊張してそわそわするように、犬同士も見慣れない新しい子と一緒に過ごすとなった際は慣れない環境に戸惑うものです。
新しい子をお迎えした際は、できるだけ最初は違う部屋になるように工夫しましょう。
徐々に様子をみながら、一緒に生活することに慣れさせてあげましょう。
スキンシップを増やして積極的にコミュニケーションをとる
飼い主さんとのスキンシップが不足すると、犬はストレスを感じてしまいます。
構いすぎは逆に分離不安につながってしまうリスクがあるため、適度におもちゃを使って遊んだり、一緒に散歩にいったり、撫でてあげたりしてコミュニケーションを取るようにしましょう。
愛犬のストレス緩和におすすめ「CBD」とは
CBDには愛犬の心の健康をサポートしたり、わんちゃんが感じる日々のストレスを緩和させる働きが期待されています。
まだ研究途上であり、「病気に効く」と断言できるほど結果は報告されていませんが、効果事例もいくつか報告され、WHO(世界保健機関)も研究を推奨しています。
Petimは動物病院や大学機関での共同研究を実施しています。
近年注目をあつめている「CBD」とPetimの商品については、以下の記事で解説しています。
>参考記事
愛犬との時間を長く過ごすために~Petimについて~
愛犬の不安解消やストレスの緩和に役立つ「CBD」
CBDの効果により、セロトニンなどの神経伝達物質に影響を与え自律神経が整えられます。そのため、CBDを日常的に生活に取り入れることによって、不安やストレス等が緩和される効果が期待されています。
外部の大きな音や、環境変化などによって日々愛犬が感じているストレス。
それらを和らげることで、大事な家族である「ペット」の心の安定につなげられます。
そのほかにも、CBDには以下の効果が期待されています。
・心臓病の予防効果
・てんかん症状の緩和
CBDはストレス緩和だけでなく、様々な効果が期待されるものとして近年注目を集めています。
>参考記事
【飼い主必見!】犬用CBDとは?効果と安全性・選び方を徹底解説
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「愛犬とのかけがえのない時間を、長く過ごすために」
わたしたち人間と同じように、ペットである犬にとっても日常生活において日々ストレスにさらされています。
犬の行動をしっかりと観察して、ストレスの無い生活をおくれるようにしましょう。
犬と人ができるだけ、心安らかな日常を長く過ごせるように。
CBDをペットの日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
Petimは犬の健康を考え抜いた犬用CBDオイル・CBDおやつのブランドです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。